「毎月5000円で自動的に自動的にお金が増える方法」感想
アマプラで無料で読める本を探していたところ、
「毎月5000円で自動的に自動的にお金が増える方法」という本が読めるようだったので
読んでみました。(ちょっとタイトルが胡散臭いと思ったのは内緒)
著者が個人資産10億円の元外資系ディーラーの方でらしく、
内容も相当頭が良いんだろうなあと感じさせる内容でした。
一番心に残ったのは、前半のマインドに関する部分です。
後半の具体的な投資内容の話はよく見るインデックス投資の話がほとんどでした。
ですので、心に残った前半部分のみ書いていこうと思います。
①お金自体に価値はない
「お金」=価値を温存する器 「価値」=問題解決の器
「お金」に意識するのではなく、価値を意識する。
私はお金を得るために働いていると考えていたのですが、
この言葉を見てハッとさせられました。
お金を稼ぐとは、人々の問題解決の対価に報酬をもらえるということ。
そんな考え方を私に植え付けてくれました。
②紙幣はお金ではない
(インフレが進むため、紙幣は価値の温存ができていない)
日本は年2%もインフレが進んでいるようで、とても衝撃的でした。
ただ給料を銀行に貯金していては、資産はマイナスになっていくのです。
そのために、政府はNISAやidecoなどの政策を打ち出したのでしょう。
暗に紙幣の価値は下がりますよ、と言っているようなものです。
私が問題だと思うのは、こういった知識「ファイナンシャル・リテラシー」を
親が学校が教えてくれない、ということ。
私の親は、投資やお金の知識について何一つ教えてくれませんでした。
当然、学校でもお金の勉強の時間はありませんでした。
政策を打ち出しても、根っこの部分がわからないので、
投資にまるで興味が持てない人がいるんじゃないかと思います。
③お金の奴隷システム
昔の一軒家をもって一人前とか、車は一人一台持たなきゃとかいう価値観は、
人々に負債を抱え込ませ、奴隷化させるという政府にとって都合よい考え方です。
そんな世の中に蔓延る間違った常識に囚われていたら、一生奴隷のままです。
やっぱり会社員は奴隷なんだ!!!
しかし最近は、リーマンショックやコロナショックなど影響でやっとその古い考え方が
若い世代を中心に抜けてきましたよね。とても良いことです。
早く私も奴隷という立場から脱却したい、と一層セミリタイア達成に向けて
意思が固まる本でした。