「親ガチャ」について ~もう一つの格差~
「親ガチャ」とは、「生まれによって自分の人生が左右される、つまり運任せ」
であることをソシャゲやカプセルトイのガチャにたとえた言葉のようです。
テレビ番組に取り上げられたことで、このところ急速にネットスラングとして広まってるようです。
まず「親ガチャ」はほぼ間違いなく世の中の仕組みそのままでしょう。
そう思う理由を述べます。
①ビルゲイツの子供に生まれる
②年収300万以下、虐待常習のシングルファザーの子供に生まれる
当然、誰もが①を望むと思います。
①の子供の人生は「成功」はなくても「失敗」はないでしょう。
困ったら親に助けてもらえばいいのですから。
それで最低限生きていくことができる。
1日何回かはご飯が食べられ、風呂にも入れる。
しかし、②だとそうはいかないケースがありますよね。
このような例から、親ガチャは間違いなく存在している、と言えるでしょう。
今のは経済的な観点から考えた結果ですが、私はもう一つの格差があると思います。
それは「教育格差」です。
人生で成功を収めることができる手段、知識を教えられていない。
自分の人生について考えること、お金の使い方、他者とのコミュニケーション。
そんな、学校では教えてくれない「人生ですごく大事なこと」を
教えてくれる人が周囲にいないのです。
そこに格差がある。
大体の成功者は親による正しい教育がしっかりできてます。
子供は一人で成長し成功してくれるわけではありません。
この格差は、絶対無くすことができるはずです。どうすればいいのでしょうか。
すぐにわかりますよね。そういう数学や国語だけでない「人生ですごく大事なこと」を
子供たちに学校で「平等に」教えるのです。
まあ今の不祥事ばかり起きる日本の教育機関じゃ期待できないですけどね。
あとこれはネットの記事で読んだ話ですが、
子供に「親ガチャ失敗した」と言われて激昂した親が、
子供に対し「子供ガチャ失敗した」と言い返し喧嘩するケースがあるみたいですね。
これは明らかに違うでしょう。親は子供に投資し、教育ができるはず。
逆に子供は親に対して教育もできないし、お金をあげることもできない。
失敗か成功かは、親の教育にかかる割合が大きいのです。
というか、そんなことを子供が本心で言ったとしたら、
子供が満足のいく教育を親ができていないのです。
まさに「親ガチャ失敗」ですね。
あああビルゲイツの子供に転生してえええ!!!